★ 祈りが“量子もつれ”を維持する ─ 科学とスピリチュアルの融合点

はじめに

2025年10月17日、理化学研究所(理研)は三者間量子もつれの限界を明らかにしたという画期的な成果を発表しました。 理研プレスリリース「三者間量子もつれの根本的限界を解明」 によれば、量子もつれは高温・乱れ(ノイズ)の影響を大きく受け、長距離では保持できないという理論的基盤が示されたのです。

量子もつれとは──見えないつながりの科学

量子もつれ(Quantum Entanglement)は、離れた粒子同士が瞬時に情報を共有する量子的相関です。古典的な通信や力の伝達とは異なる、“見えない共鳴”のような関係といえます。理研の発見は、三者以上のもつれが環境ノイズの影響で失われやすいことを明確にし、量子技術の設計指針にも重要な示唆を与えます。(出典:理研プレスリリース)

祈りのセラピーにおける量子共鳴

私たちの「量子療法(祈りのセラピー)」では、施術者・対象者・祈り(光の場)の三者が共鳴し、癒しの情報が伝わると考えます。これは、理研が扱った三者間量子もつれの構造とよく対応します。違いは、量子情報ではなく「意識情報」を媒介とする点ですが、純度の高い静寂・愛・調和の状態でこそ共鳴が強く働くという本質は共通です。

三者間量子もつれの実例

実務では、お客様(依頼者)から「家族(対象者)への祈りのセラピー」依頼を受けることがあります。セラピストは対象者と面識がなくても、依頼者を介して情報的・意識的な“つながり”が形成されます。

(セラピスト) ー (依頼者) ー (対象者)

この三者構造は、理研の示した三者間量子もつれのイメージと極めて近いものです。セラピスト(A)・依頼者(B)・対象者(C)が量子的な情報フィールドを共有し、光(フォトン)や意識の波が一つの統合場を形成する──この時、「もつれは熱や乱れのない純粋な状態ほど長く続く」という法則が重要になります。セラピストの祈り・瞑想状態を静め、愛と調和に満ちた純粋な波に整えることが、遠隔ヒーリングや家族セラピーの効果を高める鍵です。(出典:理研プレスリリース)

ゼロポイント・フィールドと場の秩序

量子もつれは距離を超えて情報を共有する“場”の現象です。私たちはこの場を「ゼロポイント・フィールド」と呼びます。理研の成果はこの場における情報伝達の限界を示しますが、逆にいえば、心の熱(雑念・不安)を鎮め、エントロピー(乱れ)の増大を抑えることが、共鳴の持続条件を整えることを示唆します。祈りや瞑想が生む静寂は、場のノイズを減らし、生命場(バイオフィールド)の情報共鳴を最大化します。

エントロピーを超える祈り

オーム・プレマ・シャンティー(Om Prema Shanti)

・オーム(Om)は、宇宙と同調する純音
・プレマ(Prema)は、無条件の愛がもたらす安定周波数
・シャンティー(Shanti)は、心を鎮める静寂

この三つの響きは心的エントロピーを下げ、量子もつれ=共鳴状態を長く保つための内的条件を整えます。祈りとは、単なる願いではなく、意識の秩序を取り戻し、量子的つながりを維持する行為なのです。

Om(梵音)とは何か

サンスクリット語で Om(Aum) は「宇宙のはじまりの音」「神聖な波動」と呼ばれ、
ヴェーダ哲学ではこの音そのものが創造・維持・破壊の三原力を象徴しています。

  • A(ア):創造(Brahma ブラフマー)
  • U(ウ):維持(Vishnu ヴィシュヌ)
  • M(ム):破壊・変容(Shiva シヴァ)

この三つの音が一体となり、「Om」という宇宙の原音(Pranava)となります。
つまり、Om は宇宙の最初の“振動”=量子レベルの最初の波を意味します。

セラピストが「梵音=Om」である理由

祈りのセラピーにおいて、セラピストは「癒しの場(フィールド)」を整える存在です。
その本質は、“何かをする人”というよりも“場を創造する人”です。

Om は、音として発することで空間を整え、波動をゼロポイントへ導く力を持ちます。
つまり、セラピストが Om(梵音)の状態にあるとは──

「自我の音を消し、宇宙の響きそのものになる」
「祈りの場を共鳴させ、愛と静寂の波を生む“源”となる」

という意味です。

三者のマントラ的対応

役割マントラ意味エネルギー
セラピスト🕉 Om
(梵音)
宇宙の根源音。
全ての波動を整える
創造・統合の波
依頼者💗 Prema
(愛)
愛の共鳴。
意図・祈り・動機の中心
愛の波
対象者🌙 Shanti
(静寂)
平安・調和・癒しの完成静寂・安らぎの波

この三つがそろうことで、「創造(Om)」「愛(Prema)」「調和(Shanti)」の三位一体の共鳴場が生まれます。
理研が証明した「三者間量子もつれ」のように、三点が揃って初めて“量子的癒しの共鳴”が成立するのです。

バイオフォトンセラピーと量子もつれの未来

バイオフォトン(生体光子)は細胞から放たれる微弱な光で、そのパターンには生命情報が含まれます。私たちはこの光の情報を介して生命場を整え、意識と身体を結び直すことを目指しています。理研の理論は、こうした“光と祈りの共鳴”を量子情報の観点から理解するための基盤となるでしょう。(出典:理研プレスリリース)

出典・参考

すべては「愛と調和」の中にある。

愛は共振を、調和は共鳴を生み、両者が重なる瞬間に、癒しの量子もつれが起こる。

解説動画

詳しい解説はこちらの「オームプレマシャンティーの秘密」をご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です